Techtool Pro 21

はじめに(Getting Started)

TechTool Pro 21 の導入と基本操作ガイド
本ページで解決できること
この章では、導入から基本設定までを説明します。

  • Techtool Pro の今日の役割がわかる(Mac のトラブルを未然に防ぐ)
  • システム要件と登録方法がわかる
  • インストール手順がわかる
  • 初期設定がわかる
はじめに(Getting Started)
Techtool Pro の今日の役割
TechTool Proの役割

TechTool Pro は、壊れてから直すツールではありません。

Mac の状態を日常的に監視し、
異常の兆候を早期に検知するためのツールです。

従来のディスク修復中心の使い方から、
監視(Monitor)を中心とした運用へと役割が進化しています。

■ 使い方の考え方
  • Monitor:常時監視(基本)
  • Test:状態の確認(必要に応じて)
  • Repair:問題発生時の対応(最終手段)
「予防」と「可視化」が中心です。
システム要件と登録
⚙️ システム要件と登録
(System Requirements & Registration)

TechTool Pro を安定して使用するためには、お使いの Mac が必要なシステム要件を満たしていることを確認してください。
また、製品のすべての機能を利用するためには、ライセンスの登録が必要です。

■ システム要件

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■ フルディスクアクセスの設定

TechTool Pro の一部機能(ディスク診断・修復など)を使用するには、macOS のセキュリティ設定で「フルディスクアクセス」を許可する必要があります。

設定手順:

「システム設定(またはシステム環境設定)」を開きます
  1. 「プライバシーとセキュリティ」を選択します
  2. 「フルディスクアクセス」を開きます
  3. TechTool Pro を追加し、チェックを有効にします
※ 設定後は、アプリの再起動が必要になる場合があります。

■ ライセンス登録

TechTool Pro を起動すると、ライセンス登録画面が表示されます。

  • 登録方法:
  • 購入時に提供されたシリアル番号を入力
  • 登録済みのメールアドレスでログイン(対応している場合)
登録が完了すると、すべての機能が制限なく利用可能になります。

■ 未登録状態について

未登録の状態でも一部機能を試用できる場合がありますが、
機能制限や使用回数の制限が設けられています。
👉 継続的に利用する場合は、正式なライセンス登録をおすすめします。

✨ ワンポイント

TechTool Pro は、システムの深い領域にアクセスするツールです。
正しく動作させるためには、初期設定(特にフルディスクアクセス)の確認が重要です。

▶ 補足:なぜフルディスクアクセスが必要なのかmacOS のセキュリティ機能により、アプリはユーザーの許可なしにディスク全体へアクセスできない仕組みになっています。
TechTool Pro はディスク構造の診断や修復を行うため、この制限を解除する必要があります。
はじめに(Getting Started)
インストールと初期設定
TechTool Pro 21 を利用する前に、インストールと基本設定を確認しておきましょう。
このセクションでは、導入時に知っておきたい基本項目をまとめています。

システム要件を確認するインストールの前に、お使いの Mac が TechTool Pro 21 の動作要件を満たしていることを確認してください。

主な確認ポイント:
  • 対応 macOS バージョン
  • 必要メモリ容量(RAM)
  • 起動ディスクの空き容量
  • 管理者権限を持つユーザーでの作業
※ 最新の対応環境は、Micromat の提供情報により更新される場合があります。


TechTool Pro をインストールするダウンロードしたインストーラを起動し、画面の案内に従ってインストールを進めます。

基本手順:
  1. インストーラを起動
  2. 使用許諾を確認
  3. インストール先を指定
  4. 必要に応じて管理者パスワードを入力
  5. インストール完了後、TechTool Pro を起動
既存バージョンがある場合は、更新または再インストールの案内が表示される場合があります。


初回起動時の設定初回起動時には、いくつかの設定や確認項目が表示されることがあります。

確認しておきたい項目:
  • TechTool Monitor の有効化
  • 通知・監視設定
  • アクセス権限(必要に応じて)
  • 初期推奨設定の確認
これらは後から変更できますが、最初に確認しておくとスムーズです。


Diagnostic Drive についてTechTool Pro には、診断やトラブル対応に役立つ Diagnostic Drive 作成機能があります。
必要に応じて、導入初期の段階で作成しておくと安心です。

主な用途:
  • 起動トラブル時の診断
  • メンテナンス用起動環境
  • 問題発生時の検証用
詳細は「修復ツール」セクションでも解説します。


導入後に確認しておきたいことインストール後は、次の点を確認しておくことをおすすめします。
  • ソフトウェアが最新バージョンか
  • 基本テスト機能が起動するか
  • モニタリング機能が有効か
  • ライセンス登録状態に問題がないか
これで導入準備は完了です。
次に読む→ インターフェース概要
はじめに(Getting Started)
基本操作と機能紹介
🧩 ディスク診断と修復(Disk Check & Repair)

TechTool Pro の中核機能のひとつが、ストレージの状態診断と修復です。


Mac の安定動作を維持するためには、ディスクの健全性を定期的に確認することが重要です。

ディスク診断の実行

  1. メイン画面から対象のディスクを選択します
  2. 「テスト」または「診断」メニューから実行したい項目を選びます
  3. スキャンを開始すると、ディスクの状態がリアルタイムで表示されます

診断では、以下のような項目がチェックされます:
  • ファイルシステムの整合性
  • 不良ブロックの有無
  • ディスク構造の異常
  • S.M.A.R.T. ステータス(対応ディスクのみ)

■ 修復機能について

問題が検出された場合、TechTool Pro は修復可能な項目について対応を行います。
  • ディレクトリ構造の修復
  • 軽微なファイルシステムエラーの補正
  • ボリュームの再構築(対応ケースのみ)
※ 深刻な障害の場合は、事前にデータのバックアップを推奨します。

■ 定期チェックの重要性

ディスクのトラブルは突然発生することが多く、事前の予兆を見逃しがちです。
TechTool Pro を使って定期的に診断を行うことで、重大な障害を未然に防ぐことができます。

✨ ワンポイント
ディスクに異常が見つかってから対応するのではなく、
「何も起きていないときにチェックする」ことが最も効果的です。



🧠 メモリテスト(Memory Test)

Mac の動作不安定の原因として見落とされがちなのが、メモリ(RAM)の不具合です。
アプリのクラッシュやフリーズ、原因不明の再起動などは、メモリエラーが関係している場合があります。
TechTool Pro では、メモリの状態を詳細にチェックし、潜在的な問題を検出することができます。


■ メモリテストの実行

  1. メイン画面から「Memory Test」を選択します
  2. テストの種類(標準/詳細)を選びます
  3. テストを開始します
テスト中は、メモリ全体に対して読み書き検証が行われ、エラーの有無をチェックします。

■ テストの種類

標準テスト
  • 短時間で基本的なエラーを検出します。日常的なチェックに最適です。

  • 詳細テスト
  • より広範囲かつ精密にメモリを検査します。
  • 時間はかかりますが、微細な不具合の発見に有効です。

■ 実行時のポイント

他のアプリは終了した状態で実行してください
  • テスト中は Mac の操作が制限される場合があります
  • 詳細テストは時間がかかるため、夜間の実行がおすすめです

■ エラーが検出された場合

メモリテストでエラーが検出された場合、以下の対応を検討してください:
  • メモリモジュールの再装着(対応機種のみ)
  • 不良メモリの交換
  • Appleサポートへの相談
※ Apple Silicon 搭載 Mac の場合、メモリは本体に統合されているため、ハードウェア修理が必要になることがあります。

✨ ワンポイント

原因不明のフリーズやクラッシュが続く場合、
ディスクではなく「メモリ」が原因であるケースも少なくありません。
👉 「異常がないかを確認する」という目的で、定期的にテストを行うことが重要です。